とんこつのブログ

スーパードンキーコングシリーズなどのRTAプレイヤーであるとんこつのブログです。

AGDQ 2022でスーパードンキーコング2を走りました

2022年1月10日に『Awesome Games Done Quick 2022(以下、AGDQ2022)』に走者として参加したレポートです。

イベントの概要などについては以下の記事をご覧いただければ幸いです。

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当選に至るまで

2021年9月10日

DiscordのDKC Speedrunsサーバーにて、Eazinnの発案で、AGDQで4人レースをしないか?との書き込みがありました。この時点では自分はRTA活動を休止中だったこともあり、実は自分がレースに立候補することは考えていませんでした。

誰がレースに応募するか議論が進む中で、私よりも自己ベストの速い数名の日本人走者の名前が挙がりました。日本人である私が連絡を取って応募の意思を確認したところ、返事はノーだったのですが、それなら自分が立候補しても良いのではないかと思い、ドンキー2のRTAに復帰してタイムを詰め直す前提で応募することにしました(当時の自己ベストは38:54でした)。

4人の定員よりも多くの希望者がいたのですが、今回のAGDQが最後のオンライン開催になるかもしれないことから、私(日本)とSBDWolf(イタリア)は特に遠方からの参加ということで最終的に希望を受け入れてもらいました。

 

10月4日

AGDQ2022に4つのゲームで応募しました。3GBAでの応募については以前よりAnankozからレースを誘われていたので4度目の応募です。個人的に、この手の倍率の高いイベントに応募するときは、通ったときではなく応募した時点で喜ぶようにしています。そうすると当落で一喜一憂しすぎずに済むのでおすすめです。

 

当選〜本番まで

10月31日

AGDQ2022の当落が発表されました。結果はドンキー2での採用。正直なところ、AGDQにDKCシリーズで6年連続出場中のv0oidと共同での応募なので、通る可能性の方が高いのではないかなと期待していました。

日本からは他にも8人の走者が当選されていました。 

解説はspikevegetaとSilentWolfにお願いすることに。Japanese Restream側の解説は、出番が早朝だったのでこちらからはお願いしづらいなと思っていたところ、mario_nettさんが応募してくださいました。

11月からはマリルイ2の記録狙いと並行してドンキー2のリハビリを開始しました。未挑戦だったかぜのもりwrong warpも練習はしてみましたが、1度成功した限りで断念。人間業ではありません(なお本番でSBDWolfが成功させました)。

 

12月16日

18ヶ月ぶりの自己ベストとなる38:49を出しました。昼休みに続けてきたステージ別練習の成果が現れた形です。

4xを達成したので次は3xを目指してワールド別練習を開始しました。レース相手の当時の自己ベストがSBDWolf38:14、v0oid38:18、Eazinn39:17だったので、上位2人に少しでも近づきたい気持ちが強かったです。ちなみにv0oidはクリスマスイブに38:13を出して世界記録を更新しました。

 

12月28日

The Yetee様よりTシャツをいただきました。デザインが良く、本番が終わった後も色んな機会で着用していきたいくらい気に入っています。

 

1月1日

年末年始は帰省せずに気合を入れて長時間の記録狙いに励みました。その甲斐あって、めでたく元日に自己ベストを更新できました。自分の実力、ルート取りだとだいたい500試行ごとに更新できる傾向があるようです。

 

1月6日

朝活にて記録更新。本番が早朝5時台ということで年明けからは朝配信で記録を狙っていました。夜型人間なのではじめは眠気に負けていましたが、朝でも記録を出せたことは本番に向けて自信になりました。

その後は3x狙いを継続しつつ、本番2日前から最終調整ということでノーリセットでのランを2本行いました。タイムはそれぞれ39:09、39:26と上々の仕上がりで、本番での目標タイムを39分台前半に定めました。

 

本番期間のこと

1月10日

AGDQ開幕。3本目のタイトルだったので出走時間にブレはないだろうと思い、4時に起床しました。この日のために生活リズムを作ってきたので目覚まし時計は必要ありませんでした。ウォームアップや配信セットアップを済ませて、楽屋通話で雑談しながらリラックスして本番を待ちました。本番前にはTwitterでのリプライや配信チャットでたくさん応援の言葉をいただき、勇気づけられました。

日本時間の5時39分、いよいよ出番を迎えました。本家配信では85000人ほど、日本語リストリームでは3000人ほどの方にご視聴いただいており、興奮したままレースがはじまりました。

レース中はマイクオフで、100%ゲームプレイに集中していたのでレースの状況は全く把握していませんでした。序盤は自分には珍しく少しだけ緊張していましたが、ゾッキー最高乱数と2-1ジャンプ成功で勢いに乗ることができました。

W3抜けタイムは12:46で、自己ベストもある最高のペースだったのですが、4-3でコーナーに引っかかれずリカバリーのクルーク飛び越えムーブに失敗してしまい、残念ながら40秒以上のロス。1位から2位以下に転落しただろうな、と想像しつつ、その後は上手く気持ちを切り替えることに成功し、目の前のステージを1つ1つ丁寧にクリアすることに集中しました。

1発勝負ということでDKバレルや中間バレルをたくさん取る安定ルートを採用していましたが、7-1のTheJuuumpだけは攻めルート選択でした。皆やるから自分もやろうという軽いノリでしたが、決まって良かったです。39:27でタイマーストップしたので本家配信の映像を見ると、なんとv0oidと1秒差の勝利でした。思わず小さくガッツポーズが出てしまいました。

その後はfeaselによるレース後インタビューを受けました。英語での受け答えに不安もありましたが、何とか言いたいことは言えました。ペットのモルモット(つむちゃん)を抱っこしていたところ、チャットでも少し話題になっていたようでした。

出番を見返してみると、終盤のルート選択やミスの有無で目まぐるしくトップが入れ替わっていて、結果的にとても熱いレースになっていたようです。あのv0oidとここまでの接戦を演じる事ができたのは未だに信じられませんし、自分の成長を嬉しく思います。

本番を終えて

レースが僅差であったことから前回のSGDQ以上に反響が大きく、本番を終えてしばらくの間、国内外のたくさんの方にレース見たよ、おめでとうと言っていただけました。また、当日わざわざアラームをセットして早起きして自分の応援をしてくれた日本の視聴者の方もいらっしゃいました。そういった方々のためにも、良いレースをお見せできて良かったと改めて思います。

今回AGDQに走者として参加できたことは身に余る光栄でした。イベント全期間の寄付額は約3億円だったとのことですが、その一部は自分のゲームプレイに対して寄せていただいたのだと思うと、とても感慨深いです。

また、イベント後は38:39というタイムを無事達成し、現在は1月22日から始まるトーナメントに向けて準備を進めています。こちらも応援のほどよろしくお願いします。

今後も走者や日本語解説等、色々の形でGDQのイベントに関わっていくことができればと思います。関係者の皆様、応援してくださった視聴者の皆様に、この場で改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。

最後に宣伝ですが、1月22日13時より、Japanese Restreamのチャンネルをお借りしてAGDQ2022日本勢振り返り配信を行います。良かったらこちらも是非見に来ていただけると嬉しいです。

とんこつの初見プレイ配信におけるネタバレガイドライン

とんこつです。いつもご視聴ありがとうございます。この記事では、とんこつの初見プレイ配信におけるネタバレに関するガイドラインをまとめます。

言うまでもありませんが、本記事で言及する内容はとんこつの配信のチャット欄においてのみ適用されるものです。

ネタバレとは

私がゲームの初見プレイを配信する際に想定しているのは、「初見プレイ特有の解法や反応を見たい」と思っている視聴者です。そして、そのような視聴者の楽しみを害するチャット全般は、ネタバレ(=spoiler)に該当すると考えます。

つまり、とんこつの配信におけるネタバレとは、「とんこつのプレイ方針決定や(ゲームに対する)リアクションに何らかの影響を及ぼすようなチャット」のことです。

これまでも暗にこのようなポリシーを持って多くのゲームの初見プレイ配信をしてきましたが、驚くべきことにほとんど全ての方にガイドラインを遵守していただいています。いつも本当にありがとうございます。

とはいえ、「行動決定やリアクションに影響を及ぼす」という範囲はあまりに広く、100%善意の視聴者がこれに違反してしまうことがたまにあります。そこで、ここからは、どういったチャットがうっかりガイドラインに抵触しやすいか、具体例をいくつか挙げていきます。

具体例

「このボスは余裕だったなあ」

ご自身のプレイ時の感想を語っていただくのは大いに結構なのですが、難易度に関する情報も一緒にバラされてしまうことがあります。難易度情報をもとに解法の絞り込みができるので、実質的にヒントになってしまいます。

「実は正規のやり方は…」

ボスを変な倒し方で攻略した後などによくあるチャットですが、再戦の可能性があるので、クリア後であろうと答えを書き込むのはご遠慮ください。そもそも、再戦の有無が分かってしまうだけでもネタバレになります。

「今のは○○が××してましたね」

ミスを繰り返しているときなどに、起こった現象を文字に起こしていただくことがあります。自力で分析するプロセスに影響してしまうので、ヒントになります。

「そこ○○しないんですね」

「○○してみて下さい」とは流石に言えないので言い方だけ変えたんだろうな、というのが伝わってくるチャットがたまにあります。実質的に指示(ナビゲーション)に該当します。

「アレを言いたいけどネタバレになるから言えない」

「アレ」という何かしらの要素を私が見逃しているのだな、と気づいてより注意深く観察できてしまうので、このチャット自体がヒントに該当します。

 

色々羅列しましたが、「じゃあこれはどうなの?」という微妙なものが他にもあるかもしれません。もし判断に迷ったら、黙って見守っていただくのが一番ありがたいです。今後ともとんこつの初見プレイ配信をよろしくお願いいたします。

AGDQ 2022でスーパードンキーコング2を走ります

2022年1月10〜16日に開催されるオンラインイベント『 Awesome Games Done Quick 2022』に走者として参加します(日本語リストリームはこちら)。

1月10日(月祝)午前5時39分ごろから、『スーパードンキーコング2 Any%』の4人レースに予定です(出走時刻は変動しうるのでご注意ください)。 

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Awesome Games Done Quickとは

Awesome Games Done Quick』とは、毎年冬に開催されている世界最大級のRTAイベントです。イベントの概要は以下の記事をご覧ください:

news.yahoo.co.jp 

配信はTwitch上で行われ、アーカイブYouTubeにもアップロードされます。同時に行われる日本語リストリームでは、日本語の解説も付きます。

スーパードンキーコング2 Any%とは

スーパードンキーコング2』は1995年にレア社が開発し、任天堂が発売したスーパーファミコン用の横スクロールアクションゲームです。『Any%』とは、ラスボスの『キャプテンクルール』を倒すまでの時間を競うカテゴリです。

執筆時点での自己ベストは38分49秒となっています。旧記録(38分54秒)については解説動画を公開しています:

youtu.be

また、レース相手となる3人の自己ベストはそれぞれ38分13秒 (V0oid、世界記録)、38分14秒(SBDWolf、旧世界記録)、39分17秒(Eazinn)です。旧世界記録についての解説記事は以下をご覧ください:

rtagamers.com

また、以下の文章は、本イベント応募時に提出した説明文とその和訳です。

  • Run Description:

Donkey Kong Country 2 is widely regarded as one of the greatest 2D platformers ever made with amazing graphics and a fantastic soundtrack.

In Any%, some key glitches including wrong warps and a newly found zip are used to save massive amounts of time throughout the run.

  • ゲーム説明(日本語):

スーパードンキーコング2は、素晴らしいグラフィックと素晴らしいサウンドトラックで、史上最高の2Dプラットフォームゲームの1つとして広く知られています。

Any%においては、wrong warpや発見されたばかりのzipを含むいくつかの重要なグリッチが、ラン全体の大幅な時間短縮のために用いられます。

意気込み

GDQに出場するのは『SGDQ2020』以来2度目のことで、とても光栄に思います。既に開拓され尽くしている本作のRTAですが、最近ますます最適化が進み洗練されてきています。DKCコミュニティの集大成を、世界各国のトッププレイヤーとのレース形式で披露できる貴重な機会ですので、世界中の視聴者を虜にするような熱いランをお見せできるようベストを尽くします。

また、本番までの期間でまだまだ自己ベスト更新を狙っていきますので、良かったら普段のTwitch配信にもお越しいただけると嬉しいです。

2021年の活動記

2021年のまとめ

2021年は半年のRTA休止期間を挟んだこともあり、決して多くの自己ベストは出せませんでしたが、新規2タイトルを習得でき、RTAプレイヤーとしての幅を広げることができました。特に、マリルイという非ドンキーシリーズに新たに着手したことは大きな決断となりました。Meme RTA Marathon、Tonkathonという2つのイベントの主催も成功に終わったと思います。また、Twitchでは500サブスクポイントを達成、Youtubeではパートナーになるなど、ゲーム配信者としての活動は非常に充実していた1年でした。

スーパードンキーコング

RBO 27:48 → 27:44

スーパードンキーコング2

・Any% 38:54 → 38:49

スーパードンキーコング3

・NMS N/A→ 57:23

スーパードンキーコング (GBA)

・Any% N/A → 39:23

マリオ&ルイージRPG2

・Any% N/A → 3:30:26

・All Bosses N/A → 3:52:51

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2022年に向けて

年始のAGDQでのランに向けてまずは頑張ります。ドンキー2GBAやマリルイの新規習得に力を入れつつ、適度に初見プレイ配信を挟んで見識を広げたいです。私生活の都合で配信時間は減る見込みですが、RTAイベントには2021年以上に積極的に関わっていきたいです。

 

ここからは時系列順に2021年を振り返ります。3月までの出来事については個別の活動記に書いてあります。

2021年1月の活動記 - とんこつのブログ

2021年2月の活動記 - とんこつのブログ

2021年3月の活動記 - とんこつのブログ

4月3日

4月11日

Meme RTA Marathonを開催しました。

解説記事を公開しました。

rtagamers.com

また、この日にRTA活動を一時休止しました。

tonkotsu-tnkt.hatenablog.com

4月23日

MSSF21の日本語解説を担当しました。

5月1日

5月2日

ドキドキ文芸部初見プレイ。

5月27日

6月19日

6月20日

SRE8の日本語解説を担当しました。

6月28日

ドンキー3 NMS初通し、59:17。

6月30日

ドンキー3 NMS 58:07。

7月1日

ドンキー3 NMS 57:32。

7月4日

ドンキー3 NMS 57:24。

7月10日

ドンキー3 NMS 57:23。

SGDQ2021の日本語解説を担当しました。

7月13日

つむちゃんと運命の出会いを果たしました。

tonkotsu-tnkt.hatenablog.com

7月27日

8月1日

引っ越しに伴う回線工事待ちのためしばらく配信をお休みすることに。

8月3日

9月7日

9月24日

RTA活動を再開するとともにマリルイ2を始めました。

tonkotsu-tnkt.hatenablog.com

9月25日

マリルイ2 All Bosses初通し、4:42:15&4:25:22。

9月26日

マリルイ2 All Bosses 4:17:16

9月27日

マリルイ2 All Bosses 4:07:45。

9月28日

9月30日

マリルイ2 All Bosses 3:56:54。

10月2日

記事を公開しました。

rtagamers.com

10月3日

10月9日

マリルイ2 All Bosses 3:54:53。

10月12日

10月17日

マリルイ2 All Bosses 3:54:42&3:52:51、世界2位に。

10月27日

ニアスパークさんコラボ。お声かけいただいて嬉しかったです。

10月31日

AGDQ2022に当選しました、頑張ります。

11月1日

11月6日

マリルイ2 Any%初通し、3:45:22。そしてチャンネル登録1000人。

11月9日

Youtubeパートナーになりました、いつもご視聴ありがとうございます。

11月14日

マリルイ2 Any% 3:44:29。そしてTwitch5000フォロワーありがとうございます。

11月15日

マリルイ2 Any% 3:39:34。

11月17日

マリルイ2 Any% 3:34:47。

11月20日

11月22日

マリルイ2 Any% 3:30:26。好記録です。

11月25日

原神の冒険者協会 on Twitchキャンペーンでコラボ対象チャンネルに選んでいただきました。素晴らしいゲームと出会えて感謝。

11月27日

名古屋RTAオフでマリルイ2を走りました。まさか今年オフイベで走れるとは。

tonkotsu-tnkt.hatenablog.com

12月7日

12月12日

Tonkathonを開催しました。来年もやりたいですね。

tonkotsu-tnkt.hatenablog.com

月日

12月16日

ドンキー2 Any% 38:49。嬉しい4xでした。

12月21日

500サブスクポイントという大きな節目の数字を達成しました。本当にありがとうございます。

12月25日

トリロジー306%の解説動画を公開しました。1人でも多くの方に見ていただけると嬉しいです。

youtu.be

また、アドベントカレンダー最終日の記事も担当させていただきました。

rtagamers.com

12月26日

SDK Afrter Xmas Raceに参加しました。2位でしたが39:51という悪くないタイムだったのでヨシ。

 

Tonkathonを開催しました

2021年12月12日に行われた『Tonkathon』の開催レポートです。

本番のアーカイブは以下です:

Tonkathon - YouTube

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本番に至るまで

半年ほどRTAから離れていたとんこつが今年9月で復帰するにあたり、何かカジュアルなイベントを開きたいと思い、募集を開始しました。視聴者の皆さんがどんなゲームを走っているか知りたかったのと、裏方作業を含めてなるべく1人でイベントを回してみたかったのも開催のモチベーションでした。

応募期間の〆切日は、GDQやRiJといった大規模イベントの当落発表後に設定しました。自分自身も当落結果に応じて走るゲームを変えるつもりだったからです。予想以上に多くの方に応募いただき、当選倍率は3倍ほどとなりました。10時間という枠では少なすぎましたが、とんこつが1人で無理なく開催できる最大限の時間ということで設定したので悪しからず。

イベントのロゴ作成は、いつもお世話になっているしっくるさんに依頼しました。ロゴの配色はとんこつの贔屓球団である福岡ソフトバンクホークスをイメージしたそうです。素敵なロゴをいただいて大変感謝しています。また、レイアウトについては拘って作る時間がなかったため、前日にAviUtlでサッと画像を用意しました。

イベント本番

迎えた本番では、トップバッターでm∀rio_nettさんとドンキー2のレースを行いました。2-1と4-5の離脱ミス以外は順調でしたが、6-1直前で地震が発生した影響で、Arctic ZIPを2度ミスしたうえに中間直後で1乙してしまいました。イベント自体を中断すべきかどうか色々と考えていたらプレイングが疎かになってしまいました。これは仕方ないです。

タイムは42:15でした。AGDQでは流石にもっと良いタイムに収めたいところです。また、自分が完走したあとに、イヤホンと間違えてモニターのケーブルを引っこ抜いてしまい映像が乱れるアクシデントがありました。申し訳ありませんでした。m∀rio_nettさんと解説のMr.onkongさんはイベント初参加とのことでしたが、とてもそうは思えないハイレベルなパフォーマンスでした。ありがとうございました。

その後は裏方に回りミラーやTwitter更新、配信管理などの作業を行いました。どの走者の方にも素晴らしいランを披露していただきましたが、忍者龍剣伝3とパズルボブルの際にタイマーをスタートし忘れる痛恨のミスがあり、ご迷惑をおかけしました。反省です。

トータルでは他に大きなトラブルもなくおおむねスケジュール通り進行できたのが良かったです。視聴者数は常時300人台で、多くの方にチャットで盛り上げていただきました。関係者および視聴者の皆様、本当にありがとうございました。

 

イベントを終えて

独力でイベントを回すという貴重な経験を通して多くの学びがありました。また参加者の1人から「RTAイベントに対する見方が大きく変わった、参加して良かった」とのお声をいただいたので、主催者冥利に尽きる限りです。

同じような構成で第2回もそのままいけそうなので、2022年中に高い確率で『Tonkathon 2』を開催できる見込みです。そのときは是非またご参加・ご視聴いただけると嬉しいです。

Tonkathon 採用ゲーム紹介

以下の通り開催されるRTAラソンイベント『Tonkathon』の採用ゲーム紹介記事です:

全13名の走者により多種多様なゲームのRTAが披露されるイベントとなっておりますので、是非お見逃しなく!

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スーパードンキーコング2 ディクシー&ディディー

1995年に発売された横スクロールアクションゲームです。『無の取得』をはじめとするグリッチの成功率や基本アクションの精度が勝敗を分けるレースとなります。

  • カテゴリ(コンソール):Any%(SNES
  • 走者:とんこつ / m∀rio_nett
  • 意気込み:自分の出来る技をしっかり決めて、とんこつさんに食らいついていきたいです!!

忍者龍剣伝3 黄泉の方船

忍者龍剣伝シリーズ3作目、スタートからクリアまでのタイムを計測します。

  • カテゴリ(コンソール):Any%(J)(NES
  • 走者:Naka
  • 意気込み:ベストを尽くしたい

Annalynn

ゲームスタートから最速でゲームクリアを目指します。ラウンド1が始まった瞬間タイマースタートし、ボスを倒した瞬間タイマーストップします。

  • カテゴリ(コンソール):Any%(PC)
  • 走者:シカダ
  • 意気込み:新規走者が増えることを願い、楽しんで走ります!

新・ロロナのアトリエ

3年ぶりにWRが更新された熱いカテゴリです。リセット上等の運ゲーなので、1発勝負では調合の度にセーブをして安全に進めます。

  • カテゴリ(コンソール):Normal Ending(PS3
  • 走者:godjou
  • 意気込み:運ゲーに次ぐ運ゲーのため、ESTを超えるようなクズ運に見舞われても折れない心で頑張ります。

クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース

基本操作の美しさもあれば大きなグリッチもあり、特に後半にかけては繊細かつ正確な操作が見どころです。

  • カテゴリ(コンソール):Any%(PS4
  • 走者:セレナーデ☆ゆうき
  • 意気込み:走者名、ゲーム名、必要時間、コメントの長さが最長となり、4冠になりました!かんむりだけに、感無量です!

Under Night In-Birth Exe:Late[cl-r]

サバイバルモードという所謂エンドレスモードで出来るだけ長く生き残るカテゴリです。後半になるにつれ、敵の攻撃力が上がって行き、最終的には実質パーフェクト勝利が求められます。

  • カテゴリ(コンソール):Survival - Any(PS4
  • 走者:しゅんいち
  • 意気込み:小足見てからサマソ余裕でした

塊魂アンコール

新規データの選択から月の目標である300mを突破した時点までを計測します。

  • カテゴリ(コンソール):Any%(PC)
  • 走者:Harutomo
  • 意気込み:わたしは転がすのが得意なフレンズです。精いっぱい頑張るのでよろしくおねがいします⛳🌈

Minecraft: Java Edition

Filtered Seedでワールド運がいいものが出やすくなり、Poglootでそれ以外の運がめちゃくちゃに良くなり、Icarusで高速移動できる状態で行うany%です。
毎回異なったワールドであることは通常のany%と変わりがないため、最適な判断とIcarusで高速移動できるためにテンポが上がっているため判断速度も重要になってきます。

  • カテゴリ(コンソール):1.16+ Any% PIFSG(PC)
  • 走者:ypno_ny
  • 意気込み:カップラーメンできるまでの間にドラゴンを倒します

Bomb Chicken

ニワトリが主人公の2Dアクションです。操作は「移動」と「爆弾を産む」の2種類のみですが、難易度は高めで骨のあるステージが続きます。いわゆる「オワタ式」で、1回の被弾が致命的なタイムロスにつながります。

  • カテゴリ(コンソール):NG+(PC)
  • 走者:とまる
  • 意気込み:めちゃくちゃチキン野郎ですが頑張ります

パズルボブル(アーケード)

1994年にタイトーからリリースされたアーケードのアクションパズルです。画面下部中央の砲台からバブルを発射し、同じ色のバブルを3つ揃えて消します。シンプルなルールながら乱数による影響が大きく、操作精度も求められます。

  • カテゴリ(コンソール):1 Player(Switch)
  • 走者:poshi
  • 意気込み:全力を尽くします。rtaPray

What the Golf?

チュートリアルから始まり、主にステージをスキップするようなバグを使わずステージを進め、ラスボスを倒しゲーム内のクリアタイムを表示させて終了です。

  • カテゴリ(コンソール):Any% No Major Glitches(PC)
  • 走者:Snafful
  • 意気込み:作中のジョークをうまく伝えられるように頑張ります

カービィボウル

いわゆる3つのボタンでカービィボウルRTAです。上、A、Bの三つのボタンだけを使ってノーマルコースの全64コースを出来るだけ早くクリアします。最悪カップインが出来なくて詰みますが、意図的にゲームオーバーになることでコースの始めからやり直すことができます。

  • カテゴリ(コンソール):3-Key Normal Course(SNES
  • 走者:美少女
  • 意気込み:絶対に詰まない

 

突発!名古屋RTAオフでマリルイ2を走りました

2021年11月27日に開催された『突発!名古屋RTAオフ』に走者として参加したレポートです。

本番のTwitchアーカイブは以下です:

突発!名古屋RTAオフ - マリオ&ルイージRPG2

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本番に至るまで

11月20日に名古屋RTA MeetingのDiscordサーバーにてHiSTさんより突発オフの募集がありました。RTA in Japanに落選したマリルイ2の披露先をちょうど探していたため、3DSキャプチャの可否を確認のうえすぐに応募しました。

応募時は主にAny%を走っていたのですが、All Bossesの方がタイムの安定感もあり色々なグリッチを披露できるということで、こちらのカテゴリで申請することに。

ESTは強気の4:00:00に設定していたのですが、直前の通し練習のタイムが3:59&4:02だったので4:05:00へと変更しました。

イベント本番

当日は新幹線で名古屋へ向かい、ホームできしめんを食べました。

本番30分前に現地に到着。観戦に来てくださった視聴者の方から差し入れもいただきました、感謝です。

本番は大きなミスなく完走でき、目標の4時間切りを余裕で下回る3:56:43というタイムを残すことができました。無駄エンカウントが少なかったのと、ベビィクッパ1発撃破が決まったのがナイスでした。

自分で解説しながらのランも初めてでしたが、悪くない出来だったと思います。語尾の発声が弱くマイクに拾われていなかった点は残念だったので今後改善します。

本番後にはGlitch Exhibitionの一環として、Gate SkipをHistさんに実演していただきました。無事に初見1発で決めていただいて、技の簡単さをお見せすることができたと思います。オフラインイベントならではの試みでしたが、成功に終わって良かったです。

出番の後は会場近くのお店で初めてひつまぶしを食べました。美味しかったです。

イベントを終えて

2020年2月のRTAin俺んち以来、久々のオフラインイベントでしたが、現地の雰囲気を満喫することができました。カメラを意識して4時間背筋を張り続けたせいで疲労もかなりのものでしたが、緊張もなく楽しく走りきることができました。

今回披露したマリルイ2ですが、今後も記録を伸ばして別の機会でも走りたいです。過去に名古屋RTAオフで走ったDKC2 WarplessやDKC3 GBAは後にそれぞれGDQとRiJに当選しているので、願わくば今後そのような機会が欲しいです。

貴重な機会を提供してくださったHiSTさんと、現地やオンラインで応援してくださった皆様に感謝します。ありがとうございました。