『RTA Superstars』を開催しました
2020年11月21日に『RTA Superstars』を開催したレポートです。
イベントの概要などについては以下の記事をご覧いただければ幸いです。
本番のTwitchアーカイブは以下です:
開催に至るまで
8月中旬のSGDQでの出番後、走者のお三方とoilkenさんに声をかけたのが始まりです。RTA Radio 略して、あるらじ!のRTAショッキングのコーナーを視聴していているうちに、憧れのプレイヤーに自分も直接インタビューしてみたい気持ちが芽生え、「それなら自分で招待制イベントの場を設け、一緒にランも披露してもらえたら最高なのでは?」というところから今回のイベントの形式が固まりました。お三方のうちどなたかに断られていたら企画倒れに終わっていた可能性もあるので、参加を快く引き受けて下さったことに本当に感謝しています。
開催時期については8月末のKings of Kongs〜12月末のRTA in Japanの間が候補でしたが、スーパーファミコン&スーパーマリオワールド発売30周年かつスーパードンキーコング2発売25周年の記念日である11月21日に全員の都合が空いていたので、この日に決定しました。
事前準備の段階では、運営のoilkenさんに大変お世話になりました。洗練されたデザインを全て1人で手掛けてくださったのはもちろんですが、イベントの企画段階からあらゆる面でサポートしていただきました。oilkenさんがいなければ実現しなかったイベントだったと言っても過言ではありません。この場で改めてお礼申し上げます。
※もちろん走者としても素晴らしい方です:
いろんなゲームのすごい人 ~OIL KENさん~|はやお|note
イベント本番
スーパーマリオワールド 96 Exit
1:22:46という素晴らしいタイムでの完走でした。要所の大技をサラッと決めつつ、非常にミスの少ないランで、最終盤まで相当なハイペースをキープされていました。
まいばさんは私と全くの同時期に配信者デビューされたこともあり、親近感を抱きつつも最も尊敬している走者の1人です。イベント参加決定後にも『Super Mario World 96 Exit 30th Anniversary Tournament』で優勝されており、プレイヤーとしての実力の高さはここで改めて語る必要もないでしょう。今回まいばさんの1発勝負の強さを再認識しました。
まいばさんが推薦して下さった解説のうえののさん&にぃく〜さんとは元々交流がなかったのですが、安定した解説で、運営側であることを忘れてしまうほど聞き入ってしまいました。お二人の走者としてのご活躍も今後楽しみにしています。
ヨッシーアイランド Warpless
1:42:40という素晴らしいタイムでの完走でした。極めて高い水準のタイムを宣言通り出されたのは、流石の一言に尽きます。ご自身で見所に挙げられていたウンババカットも鮮やかに決められていました。
sakuさんは普段からマイクオフで配信されているため、これまでお話を伺う機会が1度もなかったのですが、RTAに対するストイックな姿勢は想像していた通りの格好良いものでした。また、sakuさんにとってイベントでのランは今回が初めてだったそうです。何を隠そう私が世界で一番好きなゲームであるヨッシーアイランドのトップ走者が、こうして最高のプレイを自分のイベントで魅せて下さったことは本当に感無量でした。
解説はあぶさんにお願いしました。今やヨッシーアイランドガチ勢と化しているあぶさんですが、過去には名古屋RTAオフやRTA 1n Kagawa Onlineにて私のドンキーのランを解説していただいたこともあります。お互いにsakuさんの大ファンということで解説席も盛り上がり、非常に楽しい時間となりました。
スーパードンキーコング2 102%
1:26:47という素晴らしいタイムでの完走でした。前半の大きなロスで1:26台を一旦諦めかけたそうですが、後半の驚異的な安定感で持ち直しての大台達成はお見事でした。
がーすーさんは私がRTAを始めて最初に配信を見て以来ずっとお手本としてきた憧れの存在です。当時繰り返し見ていたがーすーさんによる旧世界記録動画は1:27:38というタイムでしたが、そこから3年かけて磨き抜かれた現在のプレイは、同じゲームのプレイヤー視点からも芸術的なレベルです。
解説は誰にも依頼することなく自ら担当させていただきました。理由はどうしても自分でそのプレイの凄さを伝えたかったからです。過去に同じカテゴリの解説をRTA in Japan 3、RTA Stationでも行いましたが、今回はオンラインイベントということでバナナ補給タイムがなかったのが少しだけ心残りです。
イベントを終えて
多くの方の協力を得て、自分が見たかったイベントをほぼそのままの形で実現し、最高に贅沢な6時間を過ごすことができました。幸いなことに、スーパープレイの数々に私と同じように魅了された方も多くいらっしゃったようで、最大700人ほどの方にリアルタイムでご視聴いただきました。ありがとうございました。当日見逃した方は、どのタイトルからでも良いので是非アーカイブでご視聴いただけると嬉しいです。